エリアレポート 店舗開発

「激戦区渋谷のテナント変動~道玄坂編~」

 

こんにちは!ゼン・ランドインターン生TEMPOLY編集部の小林です!

渋谷シリーズ第3回目の更新です。

今回は、渋谷エリアの道玄坂のテナント出店変動についてご紹介します!

 

「道玄坂とは?」

道玄坂

扇状地のように広がるSHIBUYA109を超えた、左側に伸びる通りを指します。

TOHOシネマズユニクロの大型店舗など、シンボルとなる店舗がたくさんある通りでもあります。ちなみにSHIBUYA109を右側に超えていくと文化村通りですね。

下には、東急田園都市線が通っています。

今回は、SHIBUYA109の隣のプライムビルから坂を超えたところにあるストークビル道玄坂 までを調査対象としました。

 

繁華街を構成するテナントは、

・アパレル店、家電量販店などの物販店舗

・居酒屋、レストラン、喫茶店などの飲食店舗

・エステ、ネイルサロン、マッサージ店、クリニックなどのサービス店舗

・企業の事務所

などに分類できます。


TEMPOLY編集部は他業態を加えて10個に分類しました。

 

 

結果はこのようになりました!

(図1)

道玄坂テナント動向

(図2)

道玄坂4

 

2016年現在のテナント構成の結果は

1位 サービス(30%)

2位 事務所(27%)

     飲食系(27%)

3位 物販(10%)

となっています。

 

①多種多様混在地域

図2のグラフの通り、道玄坂ではサービス系事務所飲食系のテナントがほとんど同じ割合を占めています。渋谷エリアの通りの中でも比較的まんべんなく業態が構成されており、観光客、リピーター、サラリーマンなど、様々なひとが利用しやすい環境となっているようです。

②「道玄坂」の由来と現在の関係性

「道玄坂」の名前の由来は、大和田道玄という、室町時代後期に現在の渋谷近辺を根城に活動していた追い剥ぎが出没していた地域という意味からきていると言われています。そんな由来に関連してか、実は水商売系バー系のテナントの割合は渋谷エリアの中では比較的高くなっています。トップ画面にある写真は、道玄坂の風景を写したものですが、道玄坂にはこういった派手な標識を目にする機会が多いように感じられます。現在も、昔の街並みに共通する部分があるのかもしれません。

③ゆるがない道玄坂ブランディング

この2年間において業態の変動はそこまで見られず、安定してテナントが出店されています。道玄坂というブランド力によって、通りの雰囲気がある程度定着しているからではないでしょうか。実は、弊社ゼン・ランドも道玄坂をのぼったところに位置しています。道玄坂をご利用の際には、是非一度足をお運びになってはいかがですか?

 

いかがでしたか?

貸店舗物件探し、出店戦略の際の参考にしてみてください!

 

参考文献:

「ウィキペディア」

「渋谷・道玄坂の名前には暗い歴史が隠されていた!?」http://taishu.jp/detail/16882/

 

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