こんにちは!
渋谷エリアで新規出店を考えていらっしゃる方に向けて発信する、まちレポートです!
通りごとの特徴・雰囲気を紹介していきます。
今回は、渋谷シリーズ第9回目の更新。
ファイヤー通りのテナント出店変動についてご紹介します!
ファイヤー通りとは?
引用:googlemap
弊社が調査したファイヤー通りは、109MEN’Sの建物を入り口として、タワーレコードなどの大きなランドマークを超えた、JRの線路の高架下を左に進んだ通りまでを指します。
▼まちあるきをしてみて
①2・3階が穴場?ここでしか手に入らないセレクトショップがぎっしり
この通りは、個性的なストリートブランドが集結しているエリアでもあります。大きく看板が出ていないのでわかりにくいのですが、ツウだけが知っている物販のお店がたくさんあるのです。これらの特徴として、2階や3階などの高層階に位置しています。狭い階段をあがっていくと、お宝ものがぎっしり。例えば、蛇マークが目印の「ALDIES」というブランドは、東京では渋谷1店舗のみであり、一点一点仕入れているのでファンの人たちは遠方から買い付けに来るそうです。
(写真)
②ファイヤー通りの由来は消防署!?
この通り沿いには渋谷消防署があります。これがファイヤー通りの由来となっているようです。繁華街の中にぽつんと赤い消防車が並んでいる光景は驚きですね。
▼テナント調査
今回は、109MEN’SのビルからインタービルⅡまでを調査対象として、どんなテナントが入っているのかを調査しました。
繁華街を構成するテナントは、
・アパレル店、家電量販店などの物販店舗
・居酒屋、レストラン、喫茶店などの飲食店舗
・エステ、ネイルサロン、マッサージ店、クリニックなどのサービス店舗
・企業の事務所
などに分類できます。
TEMPOLY編集部は他業態を加えて10個に分類しました。
結果はこのようになりました!
(図1)
※①2016年1月調査時点
②2016年6月調査時点
(図2)
(2016年調査時点で)
2016年現在のテナント構成の結果は
1位 事務所系(38%)
2位 サービス系(25%)
3位 物販(21%)
となっています。
年々増加する事務所テナント
グラフの通り、事務所のテナント数が大幅に増加していることが分かります。分布を調べると、タワーレコードを超えたあたりから特に事務所のテナント数が多くなっていました。
また景観に関して、高架下を左に進む道に入るとがらっと雰囲気が変わり、テナントの看板が目立たない、素朴な建物が並んでいます。1階に物販を入れる複合ビルの形ではなく、オフィスビルとして機能しているようです。
いかがでしたか?
貸店舗物件探し、出店戦略の際の参考にしてみてください!