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バーの出店に必要な資金や準備の解説!

Vol.20 バーの出店に必要な準備とは


 

 

 

今回は、バーにフォーカスを当てて必要な出店準備や設備・資格についてご紹介いたします。
バー業種での出店をご検討の方は是非ご覧ください!

 

必要な費用

出店には当然、物件取得費や内装工事がかかります。店舗面積や内装工事にかける費用によって変動しますが、バーを始めるには一般的に500~1,000万円ほどの費用がかかるとされています。
また、上記に加えて少なくとも3ヶ月~半年分の運転資金の用意も必要です。

 

必要な資格

バーの開業には「防火管理者」および「食品衛生責任者」の2つの資格が必要となります。

 

必要な届け出

上記に記載した資格に加えて、バーは飲食店になりますので、一般的な飲食店と同様の届出を出す必要があります。
また、営業時間が0時を超える場合は、管轄の警察署へ深夜酒類提供飲食店営業開始届出が必要となります。

■飲食店営業許可
一般的な飲食店は開業するのに、飲食店営業許可が必要です。この許可を得るには、食品衛生責任者を選定して、飲食店営業許可申請書と添付書類等を各自治体の保健所に提出しなければなりません。申請から交付まで最短でも半月ほど必要な為、余裕をもって申請しましょう。

■深夜酒類提供飲食店営業開始届出
こちら届出は、酒類をメインに提供する飲食店で尚且つ0時以降まで営業する店舗に必要となる届出です。この届出は管轄の警察署へ提出します。用途地域によっては、認められないケースもあるので注意が必要です。

■防火管理者選任届出
店舗の規模が「収容人員30人以上」となる場合は、防火管理者という防火管理の責任書を選任しなければなりません。防火管理者の資格を取得するだけでは意味がないので、きちんと管轄の消防署へ提出しましょう。

■特定遊興飲食店営業許可
この届出は、お客さんに酒類を提供し、遊興をさせるような飲食店の営業に必要となります。スポーツバーやダーツバー等の様々な業種のバーにも当てはまり尚且つバーには必須の届出です。

 

出店立地

バーと一言で言っても、様々な業種があります(オーセンティックバー・ダーツバー・スポーツバーなど)。
まずは出店したいお店のコンセプトから考え、どの立地がそのコンセプトに合っているか、集客ができ、リピーターを確保できるかを基に出店する立地を決めましょう。

 

物件選び

物件選びに際して特に注意が必要なのが、カラオケを設置するようなカラオケバーです。
深夜に大きな音が出るということで、周囲の店舗や住人とトラブルになることもあり、物件オーナーからは防音工事をするといった提案をしてもカラオケの使用に許可がおりないことも多々あります。
カラオケバーで出店されたい方は、事前に不動産会社にその旨を伝えて物件を探してもらいましょう。

 

 

バーの出店に関する簡単な情報は以上となります。
より詳細に聞きたい!や、どのエリアに出店したらいいか分からない等の出店に関するお悩みや、出店する物件を探してほしい!等々ありましたら是非弊社へお問い合わせください!
商業用不動産のプロが徹底サポートいたします。

 


 

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