自由が丘の魅力的な通りに迫る!マリ・クレール通り
皆様、新年あけましておめでとうございます!
旧年中は大変お世話になりました。
本年も引続き、出店開発のお手伝いができるような記事をアップしていきますので、
今年もTEMPOLY MAGAZINEを宜しくお願い致します。
それでは、早速本年1回目は、自由が丘についてお伝えしたいと思います。
自由が丘といえば、「住みたいまちランキング(SUUMO)」で第4位としての地位を確立し、また、「スイーツのまち」としても知られていますが、一体どんなまちなのでしょうか。
この通りをみたことがありますか?
今回は、自由が丘駅南口周辺の、「マリ・クレール通り」「九品仏川緑道」についてご紹介します。
マリ・クレール通り
フランスの「マリ・クレール」とのプロモーション・戦略的なデザイン
自由が丘駅南口を出ると、目の前に広がっている通りがマリ・クレール通りです。
この通りは、地区のイメージづくりの取り組みの1つとして、フランス・マリ・クレール社および中央公論社の女性誌「マリクレール」とのタイアップにより実現し、1984年に正式に通りの愛称として採用されました。マスメディアの力を街のブランディングに最大限に活用した取り組みとなりました。
九品仏川緑道
マリ・クレール通りの1つ奥の通りが九品仏緑道です。
緑道の桜の並木に沿ってベンチが置かれ、レンガのような地面のテクスチャで、どこか海外に迷い込んでしまったかのような感覚を味わえます。
以前のこの場所は、九品仏川が流れており(今は暗渠化されています)、”裏”通りとして、連れ込み宿がある治安のよくない場であったそうですが、戦略的なデザインでそういったイメージを払拭させていますね。
現在では、犬の散歩道コースやショッピングロードとして利用されたり、休日には観光客が訪れにぎやかになります。最もオススメな時期は桜が満開になる時期で、レジャーシートを広げ、お酒を片手にお花見を楽しむことができます。
これらの運動は全て地元の自由が丘商店街振興組合が行っており、結束力がとても高いまちであることが分かります。
新旧融合の店舗構成
このように、戦略的に作り出されたイメージでありながらも、年月を経て、老舗から最先端の海外店舗まで、また飲食店、雑貨、アパレルブランドなど、結果的に様々な業種が入り混じった形で通りを構成しているのが自由が丘の特徴であるといえます。
ある種の雑多感が通りの風景ににぎわいをつくり、人々にとって居心地のよい空間となっているのかもしれません。
近年新装開店した店舗
・relume/FLIPPER’S
アパレルブランドのベイクルーズグループの店舗。
もともとjournal standardの店舗があったのですが、改装と同時にリニューアルオープンしました。また、同会社のスフレパンケーキ専門店である「FLIPPER’S」を2階に併設しており、平日・休日問わず、開店前には通りに列ができるほどの人気ぶりです。
・Neighborhood and Coffee by Starbucks
「近隣の住民の皆様にゆっくりとコーヒーを楽しんでいただく地域密着型店舗」をコンセプトに、
コーヒーだけではなく、ビールまで取り揃えており、大人が楽しめるような空間となっています。あたたかい時期にはテラスの席で友達とおしゃべりをするのもよいかもしれません。
昔ながらの老舗店
・花きゃべつ
パンケーキ屋さんでこの通りの中で一番古いお店として知られています。
今でこそパンケーキブームはあるものの、1980年代にパンケーキを専門に扱うお店が登場していたことを考えると、当時では考えられないほど異色でハイカラだったのではないでしょうか。もっちりとした食感で、優しい味がします。
・茶乃子
こちらも創業37年になる自家焙煎の喫茶店です。通りに突き出したテラス席、ログハウスのような木のぬくもりに囲まれて癒される空間となっています。カレーもおすすめです。
いかがでしたか?
是非参考にしてみてくださいね!
参考文献:
「自由が丘商店街振興組合50周年記念誌」p.47
「ウィキペディア」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%AB%E9%80%9A%E3%82%8A
「たったの4店舗しかない!「お酒も飲めるスタバ」が自由が丘にOPEN」
https://retrip.jp/articles/17692/
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