【調査】東京圏の地価は?変動率は?
こんにちは!
近年、東京都心の地価が上昇しているとよく耳にしますね!
新規出店を考えている方にとっても、地価の水準や、変動率については気になるポイントなのではないでしょうか?
国土交通省が一般に公開している、「地価公示」をご存知ですか?
毎年1月1日時点における標準地の正常な価格を公示しているのですが、2017年版が早くも発表されました!
今回は、東京圏の商業地の地価について、これらのデータを参考にしながら紹介していきます!
そもそも地価はどのようにして決まるの?
2人の不動産鑑定士がその土地のサイズや形、予想される収益性の他に、実際に過去、取引された価格の平均値などを参考にして鑑定評価を行い、その結果を土地鑑定委員会が審査・調整して、最終的な正常価格として公示される仕組みとなっています。
一般的に、再開発や観光地の開発などで、利便性や集客力が向上した街は地価が上昇することが多いとされています。
◎市区町村別の地価変動率
(国土交通省HPより引用)
23区はすべて上昇
上にあげた図・表は、市区町村別にみた東京圏の地価変動率を示した地図と、地価変動率上位下位地域5つを表しています。
H29年現在、23区全体では5.5%上昇しています。H28の公示で4.8%の上昇であったため、上昇率がやや拡大しています。
図の通り、23区では全ての区が上昇を続け、高い上昇率を示す区が昨年より増加していることが分かります。
東京圏の地価変動率の上位は、中央区9.8%、渋谷区8.7%、千代田区7.1%、港区6.7%と都心部が占めています。
中央区、渋谷区は昨年よりも上昇率が拡大したものの、他は昨年より低下しているそうです。
かなり一極集中が進んでいるようです!
◎沿線別駅周辺商業地の公示価格
(国土交通省HPより引用)
◎商業地価格高順位順(全国)
(国土交通省HPより引用)
(国土交通省HPのデータよりGooglemapで作成)
銀座強、東京、新宿エリアも
上の表は、全国の商業地における地価の高順位を表しています。
全国の最高地価は、11年連続で東京都中央区銀座4丁目にある「山野楽器銀座本店」でした。
1平方メートルあたり5050万円と1年前に比べ25.9%上昇しています。
その他にも銀座、丸の内、大手町、新宿エリアがランクインしています。
貸店舗の物件も非常に値上がり著しいエリアの一つですね!
地価が上昇している地域は、今後注目のエリアでもあります!
しかし、貸店舗の場合は賃料などに大きくかかわってくる問題でもありますから、店舗物件は慎重に選ばなければいけませんね!
賃料を構成する要因は一つではありませんが、
貸店舗物件の所有者さんは、ビルの購入価格から照らして、利回りなどの計算から算出される方も非常に多いです。
今回とりあげた内容を是非参考にしてみてくださいね!
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