【街歩き】新規出店のための銀座解剖!柳通り編
こんにちは!ゼン・ランドインターン生TEMPOLY編集部の半谷です。
「銀座」と一口に言っても、通りによってその特徴はさまざま。
新規出店を考えるときは、「銀座」とひとまとめにするのではなく、細かくみていくことが重要となります。
そこで今回は、銀座の柳通りをご紹介します!「銀座」を解剖していきましょう!
その前に、銀座・柳通りとは…?
柳通りは、中央区銀座1丁目と2丁目の間の通りです。
テナント調査では、外堀通りから昭和通りまでの間の柳通りを調査対象範囲としています。
銀座・柳通りのテナント調査結果
それでは、テナント調査結果からみてみましょう。
TEMPOLY編集部では、
2015年9月に銀座・柳通りのテナント調査を実施しました。
繁華街を構成するテナントは、
・アパレル店、家電量販店などの物販店舗
・居酒屋、レストラン、喫茶店などの飲食店舗
・エステ、ネイルサロン、マッサージ店、クリニックなどのサービス店舗
・企業の事務所
などの業態に分類できます。
TEMPOLY編集部は他業態を加えて10に分類しました。
柳通りは、どのような業態の店舗が多いのでしょうか。
調査結果はこのようになりました!
銀座・柳通りのテナント構成は…?
1位 事務所(36%)
2位 物販(21%)
同率2位 サービス(21%)
銀座エリア全体と比較してみましょう。
銀座エリア全体のテナント構成と比較してみると、柳通りは
・事務所の割合が高いこと
・バー系と水商売系の店舗の割合が低いこと
が特徴的です。
銀座・柳通りの1階路面店は…?
柳通りは物販店舗が多かったように思います!
テナント調査結果から確認してみましょう。
1階路面店60件のうち、
物販店舗 67%(40店舗)
3分の2が物販店舗という結果になりました。
数値からみても1階路面店に物販店舗が多いことがわかりましたね!
ただし、柳通りはブランドショップが少なく、代わりに地域のアンテナショップなどがみられます。
「ブランド街・銀座」のイメージとは少し異なるように感じました!
銀座・柳通りの上層階は…?
物販店舗の出店が商業ビルの上層階になることは、あまり多くありません。
必然的に、上層階を占める多くが、
ネイルサロンやエステなど目的来店型といわれるテナント業態や、事務所になります。
柳通りは、特に事務所の割合が高くなっています。
また、銀座エリア全体と比べると、
バー系や水商売系といった夜間営業が主な業態が少なくなっています。
今回は、テナント調査と実際に歩いてみた印象から、銀座・柳通りについて考察してみました。
この特徴を貸店舗物件探し、出店戦略にも是非活かしてみてくださいね!