【エリアレポート】テナント変動に着目!3年分のデータからわかる表参道~明治通り編~
こんにちは!ゼンランドインターン生TEMPOLY編集部の橋場です。
流行の最先端である表参道。
表参道に出店したい!というあこがれを抱いているお客様も多いのではないでしょうか?
今回はシリーズ第2弾!!
明治通りのテナント変動についてみていきたいと思います。
表参道通りや竹下通りにも接しており、多くの人で溢れかえる明治通りではどのようなテナント変動が見られるのでしょうか?
調査範囲はこちら!
TEMPOLY編集部では、2015年、2016年、2017年の3度に渡って表参道エリアのテナント調査を行いました。この結果を基にテナントを8つのカテゴリーに区分して年度ごとに比較します。
結果はこのようになりました!
物販店舗、事務所が多い!
前回ご紹介した、キャットストリートと比べると明治通りは高層ビルが多く、テナントがとても密集していました。そんな密集したテナントの多くを占めていたのが物販店舗と事務所です。明治通りのテナントを構成する割合は、2015年、2016年、2017年共通して、1位事務所、2位物販店舗、3位サービス業態店舖となっています。
低層階に物販店舗、高層階に事務所
前述したように高層ビルが多い明治通りのテナント構成は、低層階に物販店舗、高層階に事務所やサービス業態店舗が入っているというケースが多くありました。目につきやすい路面店に物販店舗を置き、目的来店型のサービス業態店舗や事務所を高層階に置くという典型的な高層ビルのテナント構成が、明治通りのビルでもみられました。
居酒屋系飲食店舖が少ない!
この通り最大の特徴と言えるのは、やはり飲食店舖はオシャレなレストランが多く、大衆酒場のような飲食店舖はあまりありませんでした。
賃料水準が高いせいなのか、通りの性格なのか、基本的には気軽に飲めるような居酒屋はほぼ存在しません。
需要面で考えてみますと、事務所がとても多い明治通りなので、居酒屋等の飲食店舗の需要があるのではないかと予想したのですが、とても少なく驚きました。
場所の貸主の皆様の意向としても、恐らく飲食ができる店舗物件が少ないことも原因の一つと考えられます。
オシャレな店舗が目立つエリアですが、居酒屋系飲食店舖の隠れた需要もあるのではないかと思いました!
既に完成された飲食需要のある場所で出す方が良いのか、
こういった新しい市場を開拓していく方が良いのか、店舗物件をお探しの皆様にとっては思案のしどころになるかと思います!
いかがでしたか?
多くのテナントが密集している明治通り。
路面店に物販店舗、高層階に事務所やサービス業態店舗が多いというのが大きな特徴でした。
表参道エリアで新規出店や貸店舗物件をお探しの方はぜひ参考にしてみてください!
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