【街歩き】「明治通り」はエリアによって違いがあるのか?新宿vs.池袋編
こんにちは!ゼン・ランドインターン生の半谷です。
渋谷や原宿、新宿などさまざまなエリアを通る「明治通り」
一本でつながる同じ「明治通り」でも、エリアによってテナント構成に違いがあるのでしょうか。
前回の【街歩き】「明治通り」はエリアによって違いがあるのか?渋谷vs.原宿編②では、渋谷エリアと原宿エリアの「明治通り」を比較してみました。
今回は、新宿エリアと池袋エリアの「明治通り」を比較してみたいと思います!
新宿・明治通りは、セブンイレブン新宿5丁目明治通り店~新宿4丁目南交差点を、
池袋・明治通りは、六つ又交番~南池袋1丁目交差点を
調査対象範囲としています。
それでは、テナント調査結果をみてみましょう。
TEMPOLY編集部では、
2015年10月に新宿エリアのテナント調査を、
2016年3月に池袋エリアのテナント調査を実施しました。
繁華街を構成するテナントは、
・アパレル店、家電量販店などの物販店舗
・居酒屋、レストラン、喫茶店などの飲食店舗
・エステ、ネイルサロン、マッサージ店、クリニックなどのサービス店舗
・企業の事務所
などの業態に分類できます。
TEMPOLY編集部は他業態を加えて10に分類しました。
テナント調査結果
調査結果はこのようになりました!
新宿・明治通りのテナント構成は…?
1位 事務所(44%)
2位 サービス(22%)
3位 物販(13%)
池袋・明治通りのテナント構成は…?
1位 サービス(37%)
2位 事務所(26%)
3位 飲食(18%)
新宿エリアと池袋エリアとで「明治通り」に違いが…!
それぞれのエリアの明治通りを調べてみると、テナント構成に違いがみられました。
1階路面店では…?
新宿・明治通りの1階路面店では、
物販店舗 58%
飲食店舗 18%
それに対して、
池袋・明治通りの1階路面店では、
物販店舗 43%
飲食店舗 32%
テナント構成では、物販店舗と飲食店舗に、エリアによる差があまりでませんでした。
しかし、1階路面店に絞ってみてみると、
・新宿エリアの1階路面店は、物販店舗の割合が高い
・池袋エリアの1階路面店は、新宿エリアよりも飲食店舗の割合が高い
という特徴がでてきました。
上層階は…?
物販店舗の出店が商業ビルの上層階になることは、あまり多くありません。
必然的に、上層階を占める多くが、
ネイルサロンやエステなど目的来店型といわれるテナント業態や、事務所になります。
新宿・明治通りは、事務所の割合が高いです。
それに対して、
池袋・明治通りは、サービス店舗の割合が高くなっています。
事務所とサービス店舗の割合が、新宿エリアと池袋エリアの明治通りの最も顕著な違いでしょう。
次回以降で、「明治通り」の比較をまとめてみたいと思います!
今回は、テナント調査から、新宿エリアと池袋エリアの「明治通り」を比較してみました。
この特徴を貸店舗物件探し、出店戦略にも是非活かしてみてくださいね!