【街歩き】新規出店のための銀座解剖！晴海通り編

こんにちは！ゼン・ランドインターン生ＴＥＭＰＯＬＹ編集部の半谷です。

「銀座」と一口に言っても、通りによってその特徴はさまざま。

新規出店を考えるときは、「銀座」とひとまとめにするのではなく、細かくみていくことが重要となります。

そこで今回は、銀座の晴海通りをご紹介します！「銀座」を解剖していきましょう！

その前に、銀座・晴海通りとは…？

晴海通りは、中央区銀座４丁目と５丁目の間の通りです。千代田区の祝田橋交差点から銀座、築地、勝どき、晴海を経て、江東区の東雲交差点まで続きます。

テナント調査では、外堀通りから昭和通りまでの間の晴海通りを調査対象範囲としています。

銀座・晴海通りのテナント調査結果

それでは、テナント調査結果からみてみましょう。

ＴＥＭＰＯＬＹ編集部では、

２０１５年９月に銀座・晴海通りのテナント調査を実施しました。

繁華街を構成するテナントは、

・アパレル店、家電量販店などの物販店舗

・居酒屋、レストラン、喫茶店などの飲食店舗

・エステ、ネイルサロン、マッサージ店、クリニックなどのサービス店舗

・企業の事務所

などの業態に分類できます。

ＴＥＭＰＯＬＹ編集部は他業態を加えて１０に分類しました。

晴海通りは、どのような業態の店舗が多いのでしょうか。

調査結果はこのようになりました！

銀座・晴海通りのテナント構成は…？

１位　物販（２９％）

２位　サービス（２７％）

３位　事務所（１９％）

銀座エリア全体と比較してみましょう。

銀座エリア全体のテナント構成と比較してみると、晴海通りは

・物販店舗とサービス店舗の割合が高いこと

・バー系や水商売系の店舗の割合が低いこと

が特徴的です。

銀座・晴海通りの１階路面店は…？

晴海通りは物販店舗が多かったです！

テナント調査結果から確認してみましょう。

１階路面店５７件のうち、

物販店舗　７５％（４３店舗）

数値からみても１階路面店に物販店舗が多いことがわかりましたね！

晴海通りは、ブランドショップが数多くみられました！まさに、「ブランド街・銀座」といった感じです。

銀座・晴海通りの上層階は…？

物販店舗の出店が商業ビルの上層階になることは、あまり多くありません。

必然的に、上層階を占める多くが、

ネイルサロンやエステなど目的来店型といわれるテナント業態や、事務所になります。

しかし、晴海通りは、１階路面店の物販店舗が複数階に展開していることが多く、物販店舗の割合が高くなっています。

また、バー系や水商売系といった夜間営業が主な業態が少なくなっています。

そのため、銀座エリア全体と比較して、サービス店舗の割合が高くなっていると考えられます。

今回は、テナント調査と実際に歩いてみた印象から、銀座・晴海通りについて考察してみました。

この特徴を貸店舗物件探し、出店戦略にも是非活かしてみてくださいね！