【街歩き】新規出店のための銀座解剖!花椿通り編
こんにちは!ゼン・ランドインターン生TEMPOLY編集部の半谷です。
「銀座」と一口に言っても、通りによってその特徴はさまざま。
新規出店を考えるときは、「銀座」とひとまとめにするのではなく、細かくみていくことが重要となります。
そこで今回は、銀座の花椿通りをご紹介します!「銀座」を解剖していきましょう!
その前に、銀座・花椿通りとは…?
花椿通りは、中央区銀座7丁目と8丁目の間の通りです。
テナント調査では、コリドー通りから昭和通りまでの間の花椿通りを調査対象範囲としています。
銀座・花椿通りのテナント調査結果
それでは、テナント調査結果からみてみましょう。
TEMPOLY編集部では、
2015年9月に銀座・花椿通りのテナント調査を実施しました。
繁華街を構成するテナントは、
・アパレル店、家電量販店などの物販店舗
・居酒屋、レストラン、喫茶店などの飲食店舗
・エステ、ネイルサロン、マッサージ店、クリニックなどのサービス店舗
・企業の事務所
などの業態に分類できます。
TEMPOLY編集部は他業態を加えて10に分類しました。
花椿通りは、どのような業態の店舗が多いのでしょうか。
調査結果はこのようになりました!
銀座・花椿通りのテナント構成は…?
1位 事務所(23%)
2位 水商売系(20%)
3位 飲食(18%)
3位の飲食は、レストラン系と居酒屋系を合わせての比率です。
銀座エリア全体と比較してみましょう。
銀座エリア全体のテナント構成と比較してみると、花椿通りは
・バー系と水商売系店舗の割合が高いこと
・物販店舗とサービス店舗の割合が低いこと
が特徴的です。
銀座・花椿通りの1階路面店は…?
花椿通りの1階路面店はどのような業態が多いのでしょうか。
テナント調査結果から確認してみましょう。
1番多かった業態は物販店舗で、
1階路面店83件のうち、
物販店舗 46%(38店舗)
でした。
交詢社通りと同じように、1番多い業態が物販店舗とはいえ、他の通りよりも比率が低いですね。
銀座・花椿通りの上層階は…?
物販店舗の出店が商業ビルの上層階になることは、あまり多くありません。
必然的に、上層階を占める多くが、
ネイルサロンやエステなど目的来店型といわれるテナント業態や、事務所になります。
しかし、花椿通りは上記にあるサービス店舗や事務所の代わりに、
バー系や水商売系店舗が非常に多かったです!
今回は、テナント調査と実際に歩いてみた印象から、銀座・花椿通りについて考察してみました。
この特徴を貸店舗物件探し、出店戦略にも是非活かしてみてくださいね!