【街歩き】新規出店のための銀座解剖!みゆき通り編
こんにちは!ゼン・ランドインターン生TEMPOLY編集部の半谷です。
「銀座」と一口に言っても、通りによってその特徴はさまざま。
新規出店を考えるときは、「銀座」とひとまとめにするのではなく、細かくみていくことが重要となります。
そこで今回は、銀座のみゆき通りをご紹介します!「銀座」を解剖していきましょう!
その前に、銀座・みゆき通りとは…?
みゆき通りは、中央区銀座5丁目と6丁目の間の通りです。日比谷公園から新橋演舞場まで続いています。
テナント調査では、コリドー通りから昭和通りまでの間のみゆき通りを調査対象範囲としています。
銀座・みゆき通りのテナント調査結果
それでは、テナント調査結果からみてみましょう。
TEMPOLY編集部では、
2015年9月に銀座・みゆき通りのテナント調査を実施しました。
繁華街を構成するテナントは、
・アパレル店、家電量販店などの物販店舗
・居酒屋、レストラン、喫茶店などの飲食店舗
・エステ、ネイルサロン、マッサージ店、クリニックなどのサービス店舗
・企業の事務所
などの業態に分類できます。
TEMPOLY編集部は他業態を加えて10に分類しました。
みゆき通りは、どのような業態の店舗が多いのでしょうか。
調査結果はこのようになりました!
銀座・みゆき通りのテナント構成は…?
1位 事務所(36%)
2位 サービス(20%)
3位 物販(18%)
銀座エリア全体と比較してみましょう。
銀座エリア全体のテナント構成と比較してみると、みゆき通りは
・事務所の割合が高いこと
・水商売系の店舗の割合が低いこと
が特徴的です。
銀座・みゆき通りの1階路面店は…?
みゆき通りも物販店舗が多かったです!
テナント調査結果から確認してみましょう。
1階路面店45件のうち、
物販店舗 62%(28店舗)
数値からみても1階路面店に物販店舗が多いことがわかりましたね!
雰囲気は、晴海通りよりも落ち着いた感じでした。
銀座・みゆき通りの上層階は…?
物販店舗の出店が商業ビルの上層階になることは、あまり多くありません。
必然的に、上層階を占める多くが、
ネイルサロンやエステなど目的来店型といわれるテナント業態や、事務所になります。
みゆき通りは、南側と北側で異なった印象を受けました!
交詢社通り側の南側は、上記の通り、事務所が多くなっています。
それに対して、
晴海通り側の北側は、飲食店舗の上層階への出店が目立っていました。
今回は、テナント調査と実際に歩いてみた印象から、銀座・みゆき通りについて考察してみました。
この特徴を貸店舗物件探し、出店戦略にも是非活かしてみてくださいね!