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今回は、山手線の歓楽街を調査しようと思います。歓楽街に欠かせないもの・・・「居酒屋」や「飲み屋」はもちろんですが、今回の調査では「カラオケ店」からその街の歓楽街のポテンシャルを見られないか調査してみます。
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どのような調査かというと、山手線各駅の乗降車数とカラオケ店の数とを比較して、歓楽街としてのポテンシャルを把握しようというもの。
どこまで「カラオケ店」として数えるかは、グーグルマップに「カラオケ」と入力して出てきたもので、スナックやカラオケバーなどの小規模な貸店舗は数えず今回はカラオケボックスに限っています。
実際にはグーグルマップで表示されなかったアフターバーやスナックなどにカラオケが設置されていることもあるため、正確な歓楽街としてのポテンシャルは測れていません。
あくまでも大手カラオケ店の数から見た歓楽街としての、表層的な調査になります。
まず手始めにグーグルマップで新宿駅周辺を表示させます。
次に「カラオケ」と入力して表示される赤丸を数えます。
実際には遠目では表示されない赤丸もあるため、マップを拡大してカラオケ店を数え上げています。
これを山手線の各駅で行いカラオケ店の数を数えていきます。
※上野駅や御徒町駅など近くにある駅は、同じエリアを共有する部分もあるので同じカラオケ店を数え上げています。
※乗降車数はコロナの影響がまだなかった2019年度のものを使用しています。そのため高輪ゲートウェイ駅は入っていません
山手線の各駅の乗降車数(平均人数/日)を、カラオケ店の数で割ったものを棒グラフにして並べます。
この棒グラフは低いほどその駅のカラオケ店が多く、歓楽街としてポテンシャルが高いことを表しています。
「御徒町」が1番棒グラフが低いですが、上野と繁華街を共有しているため、上野と御徒町は一緒と考え扱います。
それを踏まえると、この調査では1位「新大久保」、2位「神田」、3位「上野、御徒町」という結果になりました。
1位の新大久保は乗降車数10万人弱の駅ですが、近年若者が多く飲食店も多数あり賑わいを見せています。流行の最先端をいっており、世界で流行り始めたものが韓国を経由して、新大久保から日本に入ります。カラオケ店の数は5店舗あり1位という結果になりました。
2位の神田は飲み屋街としてのイメージが強い街ですね。週末は居酒屋がサラリーマンでいっぱいになります。乗降車数は21万人、カラオケ店の数は10店舗あり2位となりました。
3位の上野、御徒町でこちらは公園や動物園、飲み屋街があり観光客も多いイメージですね。
乗降車数は上野が36.5万人、御徒町が14万人弱でカラオケ店の数は16店舗ありました。
今回の調査では1〜3位まで僅差でした。
1番の歓楽街のイメージである新宿や渋谷が入ってこなかったのには、やはりカラオケバーやスナック、ガールズバーなどを数から抜いてしまった影響がありそうです。
しかし、今回の調査、カラオケボックスからみた歓楽街の1位は「新大久保」。これからますますクリーンなイメージが定着して発展しそうですね。
また別の角度から調査をしてみたいと思います。
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