【街歩き】新規出店のための銀座解剖!マロニエ通り編
こんにちは!ゼン・ランドインターン生TEMPOLY編集部の半谷です。
「銀座」と一口に言っても、通りによってその特徴はさまざま。
新規出店を考えるときは、「銀座」とひとまとめにするのではなく、細かくみていくことが重要となります。
そこで今回は、銀座のマロニエ通りをご紹介します!「銀座」を解剖していきましょう!
その前に、銀座・マロニエ通りとは…?
柳通りは、中央区銀座2丁目と3丁目の間の通りです。
テナント調査では、外堀通りから昭和通りまでの間のマロニエ通りを調査対象範囲としています。
銀座・マロニエ通りのテナント調査結果
それでは、テナント調査結果からみてみましょう。
TEMPOLY編集部では、
2015年9月に銀座・マロニエ通りのテナント調査を実施しました。
繁華街を構成するテナントは、
・アパレル店、家電量販店などの物販店舗
・居酒屋、レストラン、喫茶店などの飲食店舗
・エステ、ネイルサロン、マッサージ店、クリニックなどのサービス店舗
・企業の事務所
などの業態に分類できます。
TEMPOLY編集部は他業態を加えて10に分類しました。
マロニエ通りは、どのような業態の店舗が多いのでしょうか。
調査結果はこのようになりました!
銀座・マロニエ通りのテナント構成は…?
1位 事務所(28%)
2位 サービス(25%)
3位 物販(18%)
銀座エリア全体と比較してみましょう。
銀座エリア全体のテナント構成と比較してみると、マロニエ通りは
・サービス店舗の割合が高いこと
・バー系と水商売系の店舗の割合が低いこと
が特徴的です。
銀座・マロニエ通りの1階路面店は…?
柳通りは物販店舗が多かったように思います!
テナント調査結果から確認してみましょう。
1階路面店47件のうち、
物販店舗 47%(22店舗)
約半分が物販店舗という結果になりました。
数値からみても1階路面店に物販店舗が多いことがわかりましたね!
マロニエ通りでは、前回の柳通りと比較して、ブランドショップが多くみられました!
銀座・マロニエ通りの上層階は…?
物販店舗の出店が商業ビルの上層階になることは、あまり多くありません。
必然的に、上層階を占める多くが、
ネイルサロンやエステなど目的来店型といわれるテナント業態や、事務所になります。
マロニエ通りは、銀座エリア全体と比較して、サービス店舗の割合が高くなっています。
また、前回の柳通りと同様、
バー系や水商売系といった夜間営業が主な業態が少なくなっています。
銀座エリアの北側はバーや水商売系の店舗が少ないようです。
今回は、テナント調査と実際に歩いてみた印象から、銀座・マロニエ通りについて考察してみました。
この特徴を貸店舗物件探し、出店戦略にも是非活かしてみてくださいね!