こんにちは!ゼン・ランドインターン生TEMPOLY編集部の小林です!
渋谷シリーズ第4回目の更新です。
今回は、渋谷エリアの明治通りのテナント出店変動についてご紹介します!
「明治通りとは?」
渋谷区、新宿区、豊島区、北区、荒川区、台東区、墨田区を経由して江東区夢の島に至る総延長約33.3kmの道路を指します。
渋谷駅側からまっすぐ進むと副都心線の明治神宮前駅へと続く通りで、みやしたこうえんや、アパレル系のブランド店舗が立ち並ぶおしゃれな通りで有名ですね。
今回は、駅付近のヒラゼン宮益ビルから、みやしたこうえん周辺のトラスティ渋谷ビルまでを調査対象としました。
繁華街を構成するテナントは、
・アパレル店、家電量販店などの物販店舗
・居酒屋、レストラン、喫茶店などの飲食店舗
・エステ、ネイルサロン、マッサージ店、クリニックなどのサービス店舗
・企業の事務所
などに分類できます。
TEMPOLY編集部は他業態を加えて10個に分類しました。
結果はこのようになりました!
(図1)
(図2)
2016年現在のテナント構成の結果は
1位 サービス(50%)
2位 事務所(19%)
3位 飲食系(13%)
となっています。
①若者がENJOYできる通り構成
図2のグラフの通り、明治通りではサービス系の店舗のシェアが半分を占めています。内訳としては図3のグラフで、レジャー施設(カラオケ、ダーツ、麻雀など)が最も多くなっており、続いてエステ・美容系(ネイルも含む)、クリニック系、学習塾系(語学教室、予備校など)という順番になっています。「遊ん」だり、「自分磨き」ができる場が多いことから、若者にとっての好奇心を満たすような通りであることが分かります。またエステなどの施設は、通院を目的として渋谷に定期的に訪れるリピーターを沢山生んでいる可能性があります。
(図3)
②オフィス街化の傾向あり?
一方、テナント増加の変化率が一番高い業態が事務所です。他の業態のテナントに変動がほとんど見られない中、この1年で7件ほど増加しており、若者が利用しやすい特色を残しながらオフィス街としてもよく機能しているようです。
③異種共存
このように、明治通りは若者とサラリーマンといった、異なる世代が共存できるような環境が整っている、極めて特殊な通りであることが分かります。またバーや居酒屋のテナントが少ないため、治安が悪い印象を持つ渋谷でも、比較的安全な通りなのではないでしょうか。
いかがでしたか?
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参考文献:「ウィキペディア」