エリアレポート

伊能忠敬も隠居生活を送った小江戸「佐原」とは?町の様子をレポート!

こんにちは!

本日は、先日観光で訪れた小江戸「佐原」についてどのような町なのか、感想とともにレポートしていきたいと思います!

佐原ってどんな町?

町の様子は下の写真のようになっています!

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川沿いに伝統的建築が並び、小江戸の景観が保存されておりしっかりと雰囲気の残っている様に感じます!

 

佐原地区の概要は…

“水運を利用して「江戸優り(えどまさり)」といわれるほど栄えていた佐原。人々は、江戸の文化を取り入れ、更にそれを独自の文化に昇華していました。その面影を残す町並みが小野川沿岸や香取街道に今でも残っています。このような歴史景観をよく残し、またそれを活かしたまちづくりに取り組んでいることが認められ、平成8年12月、関東で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)に選定されました。佐原の「重伝建」は昔からの家業を引き継いで今も営業を続けている商家が多く、「生きている町並み」として評価されています。
重要伝統的建造物群保存地区伊能忠敬旧宅(寛政5年(1793)建築・国指定史跡)のほか県指定文化財も8件(13棟)が小野川沿いや香取街道沿いに軒をつらねています。”

 

重伝建に指定されたのは関東では一番初めだったようですね。一般に歴史的建造物の保存というと、その建物、地域の時間を止めて景観を守っていくことになる事例が多いですが、佐原では現在でも昔からある商店が営業を続けているため、流れる時間の中で生き続けている数少ない事例となっている様です!

 

どのようなお店があるの?

それでは、どのようなお店が今も残っているのかいくつか紹介していきたいと思います!

一つ目はこちら!

 

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中村屋商店(千葉県有形文化財)

“明治7年頃より代々荒物・雑貨・畳を商ってきた。正面の交差した道路に沿った変形の敷地であるため、母屋の角の柱を五角形断面にしている。内部の架構に工夫をこらし、間取りも変形平面の部屋を設ける等、全体として一階に店舗と台所を、二階には座敷を設け、よくまとまった平面構成となっている。「まちぐるみ博物館」の一つとして、一枚の紙から作られた「連鶴」を展示している。”

 

続いてはこちら!

IMG_5860中村屋乾物店(千葉県有形文化財
“店舗は、明治25年(1892年)に佐原を襲った大火直後に建築されたもので、当時最高の技術を駆使した防火構造で、壁の厚さが1尺5寸(約45cm)にもなる建物。間口は3間で、1階は畳敷と通り抜け土間のある店構え、2階は屋根裏を表した倉庫になっている。1階の正面は揚戸と土間の建て込み、2階は観音開きの土戸としている。小屋組み6段、出し桁化粧造りとなっている。文庫蔵(総檜)は、店舗から1間程離れて建つ3階建ての建物で、1階と2階は明治18年(1885年)の建築、3階は店舗とともに明治25年(1892年)の大火の前の形で再建されたもので、2室(8畳間と6畳間)続きの座敷となっている。限られた敷地の中に蔵造りの建物が建つため、居室に文庫蔵の3階をあてるなど居住空間の配慮に工夫が見られる。建築当初の様子がそのまま残っており、堂々としたたたずまいである。”

 

どちらも建物は、黒に近い深い茶色でとても重厚感があり歴史を感じさせるものとなっています。またそれぞれ荒物・雑貨・畳、乾物を扱っており業種としても現代では珍しいものになっているものですね!

 

最後に伊能忠敬旧宅を紹介しようと思います!

伊能忠敬旧宅の外観は下の写真のようになっています!

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概要は…

“伊能忠敬が佐原で30年余りを過ごした母屋と店舗がそのまま残されている。母屋は寛政5年(1793)忠敬自身が設計したものといわれている。忠敬翁は18歳で伊能家の養子となり、醸酒業ならびに米穀薪炭販売に精励すると共に、村政の中心として活躍した。50歳で隠居をして、天文学や地理学を学び、大日本沿海輿地図を完成させたことで広く知られている。佐原が生んだ世界に誇る科学的地図を作成した偉人である。”

 

また、下の写真のような炊事場や店舗も見学することができました!

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いかがでしたか?

今回は小江戸「佐原」の町の様子を紹介しました!今回紹介した伝統的なお店の他にも、建物は残しつつフレンチレストランやカフェとして活用されている店舗もあり、街歩き観光には持ってこいの場所になっています!是非貸店舗物件をお探しの皆様も参考にしてみてください!

 

出典:https://www.suigo-sawara.ne.jp/?p=we-page-top-1


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