【街歩き】「明治通り」はエリアによって違いがあるのか?まとめ編
こんにちは!ゼン・ランドインターン生の半谷です。
渋谷や原宿、新宿などさまざまなエリアを通る「明治通り」
一本でつながる同じ「明治通り」でも、エリアによってテナント構成に違いがあるのでしょうか。
前回の【街歩き】「明治通り」はエリアによって違いがあるのか?新宿vs.池袋編では、新宿エリアと池袋エリアの「明治通り」を比較してみました。
今回は4つのエリアの「明治通り」のまとめをしてみたいと思います!
まずは、各エリアのテナント調査結果をみてみましょう。
TEMPOLY編集部では、
2015年6月に渋谷エリアの、
2015年8月に原宿・表参道エリアの、
2015年10月に新宿エリアの、
2016年3月に池袋エリアの
テナント調査を実施しました。
繁華街を構成するテナントは、
・アパレル店、家電量販店などの物販店舗
・居酒屋、レストラン、喫茶店などの飲食店舗
・エステ、ネイルサロン、マッサージ店、クリニックなどのサービス店舗
・企業の事務所
などの業態に分類できます。
TEMPOLY編集部は他業態を加えて10に分類しました。
テナント調査結果
調査結果はこのようになりました!
テナント構成からみる明治通りまとめ
原宿以外のエリアは、サービス店舗と事務所が1位と2位を占めていました。
原宿エリアのみ、2位が物販店舗となっています。
「ファッションの街・原宿」のイメージ通りの結果となりました。
階層からみる明治通りまとめ
1階路面店は…?
渋谷以外のエリアは、物販店舗の割合が高いです。
渋谷エリアのみ、飲食店舗の割合が高くなりました。
池袋エリアは、テナント構成比率3位が飲食店舗だったのに対して、
1階路面店で物販店舗の割合が高くなっています。
上層階にも飲食店舗が分散しているといえるでしょう。
上層階は…?
物販店舗の出店が商業ビルの上層階になることは、あまり多くありません。
必然的に、上層階を占める多くが、
ネイルサロンやエステなど目的来店型といわれるテナント業態や、事務所になります。
渋谷と池袋エリアは、サービス店舗の割合が高いです。
原宿と新宿エリアは、事務所の割合が高くなりました。
テナント構成比率1位だった業態が、そのまま上層階で高い割合を占めています。
同じ「明治通り」でも、エリアによってテナント構成に特徴がありましたね。
今回は、テナント調査から、4つのエリアの「明治通り」を比較してみました。
この特徴を貸店舗物件探し、出店戦略にも是非活かしてみてくださいね!