【街歩き】「明治通り」はエリアによって違いがあるのか?渋谷vs.原宿編②
こんにちは!ゼン・ランドインターン生の半谷です。
渋谷や原宿、新宿などさまざまなエリアを通る「明治通り」
一本でつながる同じ「明治通り」でも、エリアによってテナント構成に違いがあるのでしょうか。
前回の【街歩き】「明治通り」はエリアによって違いがあるのか?渋谷vs.原宿編①では、原宿エリアの明治通りをご紹介しました。
今回は、いよいよ渋谷エリアと原宿エリアの「明治通り」を比較してみたいと思います!
渋谷・明治通りは、宮下公園交差点~宮益坂下交差点を、
原宿・明治通りは、神宮前1丁目交差点~神宮前6丁目歩道橋(atmos前)を
調査対象範囲としています。
それでは、テナント調査結果をみてみましょう。
TEMPOLY編集部では、
2015年6月に渋谷エリアのテナント調査を、
2015年8月に原宿・表参道エリアのテナント調査を実施しました。
繁華街を構成するテナントは、
・アパレル店、家電量販店などの物販店舗
・居酒屋、レストラン、喫茶店などの飲食店舗
・エステ、ネイルサロン、マッサージ店、クリニックなどのサービス店舗
・企業の事務所
などの業態に分類できます。
TEMPOLY編集部は他業態を加えて10に分類しました。
テナント調査結果
調査結果はこのようになりました!
渋谷・明治通りのテナント構成は…?
1位 サービス(51%)
2位 事務所(17%)
3位 飲食(14%)
原宿・明治通りのテナント構成は…?
1位 事務所(33%)
2位 物販(27%)
3位 サービス(18%)
渋谷エリアと原宿エリアとで「明治通り」に違いが…!
山手線で一駅と距離の近い渋谷エリアと原宿エリアですが、
それぞれのエリアの明治通りを調べてみると、テナント構成に違いがみられました!
1階路面店では…?
渋谷・明治通りは、飲食店舗が多い印象でした。
1階路面店に出店することが多い物販店舗の割合は、渋谷エリア全体と比べても低かったです。
それに対して、
原宿・明治通りは、物販店舗の割合が高いです。
地下階や2階など、複数階に展開している物販店舗も非常に多くみられました。
上層階は…?
物販店舗の出店が商業ビルの上層階になることは、あまり多くありません。
必然的に、上層階を占める多くが、
ネイルサロンやエステなど目的来店型といわれるテナント業態や、事務所になります。
渋谷・明治通りは、サービス店舗の割合が非常に高いです。
それに対して、
原宿・明治通りは、事務所の割合が高くなっています。
上層階でも、渋谷エリアと原宿エリアで対照的な結果となりました。
次回以降では、「明治通り」を新宿エリアと池袋エリアとで比較してみたいと思います!
今回は、テナント調査から、渋谷エリアと原宿エリアの「明治通り」を比較してみました。
この特徴を貸店舗物件探し、出店戦略にも是非活かしてみてくださいね!