【街歩き】新規出店のための銀座解剖!交詢社通り編
こんにちは!ゼン・ランドインターン生TEMPOLY編集部の半谷です。
「銀座」と一口に言っても、通りによってその特徴はさまざま。
新規出店を考えるときは、「銀座」とひとまとめにするのではなく、細かくみていくことが重要となります。
そこで今回は、銀座の交詢社通りをご紹介します!「銀座」を解剖していきましょう!
その前に、銀座・交詢社通りとは…?
交詢社通りは、中央区銀座6丁目と7丁目の間の通りです。
テナント調査では、コリドー通りから昭和通りまでの間の交詢社通りを調査対象範囲としています。
銀座・交詢社通りのテナント調査結果
それでは、テナント調査結果からみてみましょう。
TEMPOLY編集部では、
2015年9月に銀座・交詢社通りのテナント調査を実施しました。
繁華街を構成するテナントは、
・アパレル店、家電量販店などの物販店舗
・居酒屋、レストラン、喫茶店などの飲食店舗
・エステ、ネイルサロン、マッサージ店、クリニックなどのサービス店舗
・企業の事務所
などの業態に分類できます。
TEMPOLY編集部は他業態を加えて10に分類しました。
交詢社通りは、どのような業態の店舗が多いのでしょうか。
調査結果はこのようになりました!
銀座・交詢社通りのテナント構成は…?
1位 事務所(31%)
2位 水商売系(17%)
3位 飲食(13%)
3位の飲食は、レストラン系と居酒屋系を合わせての比率です。
銀座エリア全体と比較してみましょう。
銀座エリア全体のテナント構成と比較してみると、交詢社通りは
・事務所と水商売系店舗の割合が高いこと
・物販店舗とサービス店舗の割合が低いこと
が特徴的です。
銀座・交詢社通りの1階路面店は…?
交詢社通りの1階路面店はどのような業態が多いのでしょうか。
テナント調査結果から確認してみましょう。
1階路面店63件のうち、
物販店舗 44%(28店舗)
物販店舗が1番多いですが、
他の通りよりも比率が低いですね。
銀座・交詢社通りの上層階は…?
物販店舗の出店が商業ビルの上層階になることは、あまり多くありません。
必然的に、上層階を占める多くが、
ネイルサロンやエステなど目的来店型といわれるテナント業態や、事務所になります。
交詢社通りは、上記の通り、事務所の割合が高くなっています。
また、特にみゆき通り側の北側で、水商売系店舗が多かったです。水商売系店舗は、上層階だけでなく、地下階にも出店していました。
今回は、テナント調査と実際に歩いてみた印象から、銀座・交詢社通りについて考察してみました。
この特徴を貸店舗物件探し、出店戦略にも是非活かしてみてくださいね!