エリア価値を向上させていく!エリアマネジメントとは?
こんにちは!ゼンランドインターン生TEMPOLY編集部の橋場です。
街全体をひとつの「エリア」と捉えて管理・運営するエリアマネジメントをご存知ですか?
六本木ヒルズや東京ミッドタウンなどがある「六本木エリア」や東京駅・皇居などがある「丸の内エリア」は、エリアマネジメントの代表的な成功事例です。
今回はそんな「エリアマネジメント」について詳しく見ていきたいと思います!
そもそもエリアマネジメントとは?
エリアマネジメントとは、多様な商業施設やオフィスなどが混在する街をひとつの「エリア」として捉え、民間が主体となってまちづくりや地域経営を行っていく仕組みです。街全体をプロデュースすることで、そのエリアにブランド力を創造し、地域価値を向上させます。
エリアマネジメント導入のメリット・デメリット
【メリット】
・エリアのブランド力創造により、地域価値の向上する
・エリアのブランド力創造により、来街者、居住者の増加が期待できる
・街の課題解決と活性化に貢献できる
・そのエリアから情報発信を行っていける
・防災・防犯・安全への効果
【デメリット】
・地域関係者と、タウンマネジメント運営側の利害関係の難しさ
・運営を継続していく財源を生み出す難しさ
エリアマネジメントの実施例
・六本木エリア
六本木ヒルズを中心とした六本木アリアは、森ビル株式会社が手掛けた、エリアマネジメントの代表的な成功事例です。
1986年に六本木六丁目地区が東京都から「再開発誘導地区」の指定を受けて以来、約400件の地権者と17年の歳月をかけて進められてきました。
“文化都心”をコンセプトとして、オフィス・住宅・商業施設・文化施設・ホテル・シネマコンプレックス・放送センターなど
「住む、働く、遊ぶ、憩う、学ぶ、創る」といった多様な機能が複合した街。
アートとインテリジェンスが融合した、「アーテリジェント・シティ」として世界中から人が集まります。
・丸の内エリア
丸の内エリアは、「世界で最もインタラクションが活発な街」つまり、人々の交流を通じて新しい価値創出が行われる街づくりをハード、
ソフト両面で具現化しようという構想のもと、三菱地所によってマネジメントされました。
かつては無機質でビジネスパーソンのためだけの街であった丸の内エリアも、今やショッピングや観光を楽しむ人々で昼夜活気に満ちあふれています。
・ジョンソンタウン
ジョンソンタウンは、埼玉県入間市にあるアメリカ風の街並み。
株式会社磯野商会によってマネジメントされました。
もともとは、米軍のジョンソン基地(現・航空自衛隊入間基地)でしたが、1978年にアメリカ軍がすべて撤退したことに伴い、
土地・建物が入間市に返還されました。後に磯野商会に売却され、再開発が行われました。
街全体をひとつの「エリア」と捉えて管理・運営するエリアマネジメント。
いかがでしたか?
街のカラーは、集める人のカラーを決めていきます。
貸店舗物件をお探しのお客様も、自分達のお店のカラーは何なのか。
集まってほしいお客様はどういうお客様なのかを、一度向き合って考えてみると良いのかもしれません。
今回あげたエリアマネジメントほどのレベルには達していませんが、
自治体として様々な街づくりを進めています。
こういった情報をもとに貸店舗物件を探していくことも重要だと思います。
森ビルや三菱地所が行ったエリアマネジメントは、一体感ある店舗づくりを考えるうえでも役立つ考え方だと思います!
ぜひ参考にしてみてくださいね!
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