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【調査】「住みたいまちランキング」を比較してみました。<関東>

【調査】「住みたいまちランキング」を比較してみました。<関東>

 

不動産企業が実施している、街に関する意識調査のランキングをご存知ですか?SUUMO調査の「住みたい街ランキング」は、メディアにもよく取り上げられているため耳にする機会も多いのではないでしょうか。しかし、実は他にも違った観点でランキングを発表しているのです!

 

今回は、そんな一風変わった?面白い「まちランキング」を紹介していきます!!

 

SUUMO

(キャラクター)

(公式Twitter:https://twitter.com/suumo/status/839283338980511744より引用)

 

SUUMOは、リクルート住まいカンパニーが運営する住宅情報サイトです。このサイトの中で、「住みたい街ランキング」の2017年版の調査結果を発表しています。

 

20歳〜49歳の男女3996名を対象に、インターネットによるアンケート調査を行なっており、

 

『あなたが、今後「住んでみたいと思う街(駅)」はどこですか。 』

最も住んでみたい街(駅) → 3点

2番目に住んでみたい街(駅) → 2点

3番目に住んでみたい街(駅) → 1点

 

として、各々上位3つを回答してもらい、上記ルールにて重みづけ配点をしたものを合算してランキングを作成しているそうです。

 

では結果を見てみましょう!

◎住みたい街ランキング

(スクショ)

(https://www.recruit-sumai.co.jp/press/upload/sumitaimachi_2017_kanto.pdfより引用)

 

最も住みたい街は「吉祥寺」となり、昨年1位の「恵比寿」を上回り2年ぶりのトップとなりました。また、2020年に品川-田町間の新駅開業が話題となっている「品川」が過去最高の5位、今春開業した“渋谷キャスト”など再開発が進んでいる「渋谷」は初のトップ10を果たしています。

 

SUUMOは、この調査以外にも違った視点からのランキングも発表しています。一体どんなものがあるでしょうか?

◎穴場だと思う街ランキング

(スクショ)

https://www.recruit-sumai.co.jp/press/upload/sumitaimachi_2017_kanto.pdfより引用)

 

北千住」が3年連続で1位となりました!5路線が乗り入れており、大学が新設されたことも影響していると考察しています。また、「池袋」「大塚」「駒込」「巣鴨」「田端」と山手線北側の駅がトップ10の半数を占めています。  

◎この2~3年で人気が高まったと思う街ランキング

(スクショ)

https://www.recruit-sumai.co.jp/press/upload/sumitaimachi_2017_kanto.pdfより引用)

 

1位は「武蔵小杉」となっています。グランツリー武蔵小杉などの大型商業施設の開業が話題となったことが影響しているのでしょうか。4位は「清澄白河」。アートギャラリーやサードウェーブ系コーヒーショップ「ブルーボトルコーヒー」の日本1号店のオープンなどが話題となりました。

◎これから人気が出そうな郊外の街ランキング

(スクショ)

https://www.recruit-sumai.co.jp/press/upload/sumitaimachi_2017_kanto.pdfより引用)

 

こちらも1位は「武蔵小杉」となっています。 2位は「和光市」。有楽町線と副都心線2路線の始発駅で、現在は東横線と直通になったこともあり、渋谷や横浜まで乗り換えなしで行くことができます。つくばエクスプレス沿線駅が多くなっています。

 

HOME’S

(キャラクター)

(公式Twitter:https://twitter.com/homes_kunより引用)

 

HOME’Sは、株式会社ネクストが運営する住宅情報サイトです。こちらの調査は、『HOME’S』で住まいを探すユーザーの検索・問合せ数をベースに算出した“実際に探されている街/駅”のデータを元にランキングを作成しています。

 

毎週月曜に放送されているテレビ番組「月曜から夜更かし」でも取り上げられていました!

では結果を見てみましょう!

◎買って住みたいまちランキング

(http://www.homes.co.jp/cont/town/town_00111/より引用)

買って住みたい街は分譲マンション、分譲一戸建て、中古マンション、中古一戸建てを探している街から算出した順位を紹介しています。JR総武線、東武野田線が乗り入れる「船橋」が1位となっています。首都圏で都心から近郊に位置するエリア以外の駅が1位となったのはここ3年で初めてだそうです。この理由として、首都圏中心部~近郊の新築マンション・戸建供給エリアは、近年急激に価格が上昇したためであると考えられます。

 

◎借りて住みたいまちランキング

(スクショ)

(http://www.homes.co.jp/cont/town/town_00111/より引用)

 

借りて住みたい街は賃貸物件を探している街から算出した順位を紹介しています。

1位は「池袋」でした。JR線、西武池袋線、東武東上線、東京メトロなど合計8線が乗り入れる交通利便性や、大型商業施設や飲食店街、大学施設も数多くあり、駅勢圏が大きいことが高く評価されたものと考えられます。同様に、3位にランクインした「武蔵小杉」、4位「川崎」、8位「大宮」、15位「北千住」なども、駅の拠点性の高さおよび交通・生活利便性が評価された結果、ランキング上位に登場したと考察しています。

まとめ

 

企業によって、調査回答の内容に対する違いが見られました。SUUMOは、「住みたい」「穴場だと思う」など、被験者個人のイメージによるものであるのに対し、HOME’Sでは実際に買う、借りるという被験者が実際にアクションを起こしたデータに基づいています。したがって、得られた回答結果にも違いが見られました!

 

人々の感覚として、

交通利便性>都心の新築マンション

を重視する傾向があることが読み取れますね!!

HOME’Sによると、近年、都心の交通利便性がある地域は、地価の上昇や人件費の高騰によって新築マンションや新築戸建の価格が高騰しており、なかなか手が届かない価格帯で分譲されるケースも数多く見られているそうです。したがって、都心~近郊エリアの人気住宅地を擁する駅のランキングが相対的に下がったのではないかと考えられています。

 

いかがでしたか?

今回は、人の生活の拠点となる住居について特集しましたが、イメージにとらわれず、人が多く住むエリアに特化した店舗開発を考えてみるのはいかがでしょうか?

 

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